NY女子のギフト調査室♡

okayu's gift research room♡

世界のギフト文化についてNYで学び、東京のギフトショップでバイヤーや制作を経験し、現在はロンドンのギフトショップで働くアラサー女子が≪各国の贈り物事情やラッピング情報≫を紹介します。|world's GIFT culture from London

#106 タイはラッキーカラーでギフトを決める!?

どうもです!

 

先日、各国の母の日の特徴をまとめていた際に、タイの「生まれた曜日によって色が決まっている」という伝統文化をご紹介しました。

 

その時はあっさりと触れる程度でしたが、「曜日?色?なんのこっちゃ?」と、すごく気になっていたので、今日はタイのギフト文化を深掘りしてみることにします!

 

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◆タイってどんな国?

タイと言えば、国民の9割以上が仏教徒で金ピカのお寺がたくさんあったり、綺麗なビーチリゾートがあったり、スパイシーな料理の屋台が思い浮かびます。

かく言う私も、去年6月にバンコクへの一人旅を経験しました!

 

そのタイには、独特なギフト文化が存在するんですよ!

 

 

◆生まれた曜日で色で決まる

タイでは、生まれた曜日をもとに名前を決めたり、新郎新婦の生まれた曜日をもとに結婚式の日取りを決めたり、占いをしたりと「曜日」の意識が高くもつ伝統があるそうです。

 

曜日にはそれぞれ「色」が決められていて、下記の通りです。

 

  • 月曜日:
  • 火曜日:
  • 水曜日:
  • 木曜日:オレンジ
  • 金曜日:水色(青)
  • 土曜日:紫色
  • 日曜日:

 

ここまでくると、自分の誕生日が何曜日で何色なのか気になってきますよね(笑)

 

こちらから、チェックできますよ!

▼▼『タイで重視される、曜日別の色と特徴を知ろう』

https://amazing-bangkok.com/learn/day-color/

 

タイ国民の多くの方が自分の生まれた曜日を把握していて、誕生日などのギフト選びにもその色を生かすのが定番のようです。

 

また、タイ人の誕生日には、仏教ならではの「タンブン」と呼ばれる文化があり、お寺などで善い行いをする文化があります。

それに伴い、誕生日の人は周囲の人に食事をご馳走することもあるようです。

 

 

◆タイのギフトタブー

タイでは、ギフトを贈られた際に、あまりニコニコせずに受け取るのが一般的です。

笑顔で上機嫌で受け取ると「下品だ」と印象付ける場合があるとのこと。

スマートに受け取って、丁寧なお返しの文化も特にないようです。

 

NGな贈り物としては、このようなものがあるそうです。

  • ハンカチ→涙を拭くものとされているため
  • ガラス・瀬戸物→割れたら関係にヒビが入るとされているため

 

また、自炊をすることの少ないタイでは、食器やキッチン用品はギフトにはあまりオススメではありません。

 

 

と言うことで、今日はタイの文化についてまとめてきました。

先日ご紹介したタイの母の日も、これから訪れる父の日も、このようなルーツがあったのですね。

 

他の国にもこのような独特の文化があるのか気になりますね!

 

◆今日のひとこと

近所のいろんな飲食店がテイクアウトで復活し始めていて嬉しい!