どーも、オカユです!
12月のイベントというとクリスマスを挙げる方が多いと思いますが、こちらNYでは実はもう1つ大きな祝日があります。
日本にいた時、私の周りにはユダヤ教徒の方がいらっしゃらなかったので、私も「ハヌカ」の存在を知りませんでした。
ですが、NYに来て、特にギフトショップを周るようになってから、とっても身近な存在になりました。
ということで、今日は直前に迫った「ハヌカ」についてまとめていきたいと思います。
「ハヌカ」とは?
かつて、ユダヤ教は迫害されていた時代がありました。
その時期を乗り越え、自由を手に入れたユダヤ教徒が、お祝いのため神殿に祭壇をつくったのですが、火を灯すためのオイルが壺にほんのわずかしか残っていなかったそうです。
しかし、驚くことにそのオイルは8日間も燃え続けたのです。
この奇跡を祭って、「灯火・光の祭日」に定められています。
ユダヤ歴に基づいているため、年によって日程は異なり2020年は12月10日〜18日です。
この期間中、「メノーラ」や「ハヌキア」と呼ばれる特徴的な形をした燭台に、1日1本ずつ、日が暮れてから決められた場所にキャンドルを灯します。
キャンドルそのものも、家にあるアロマキャンドルやバースデーケーキ用のものではもちろんダメで、専用のものを使います。
家族や親戚で集まったり、ポテトのパンケーキ「ラトケス」やジャム入りドーナッツの「スフガニア」など、油を使った揚げ物を食べてお祝いするんだそうです。
コロナ禍のハヌカはどうなる?
ハヌカもクリスマスも関係なく、今年はコロナの影響で人が集まることは自粛が呼びかけられています。
家族少人数で御馳走を作って過ごすのでしょうか。Zoomでパーティーでしょうか?
ちなみに、今日の夕方にジューイッシュ美術館に伺った際は、併設のギフトショップでメノーラを選ぶ方を何人か見かけました。
8日間を共にするメノーラ選びの眼差しは真剣そのもの!
素敵な8日間になりますように!
ハヌカのギフト事情
キリスト教の比率の高いアメリカでは、サンタさんが家に来る友だちに憧れるユダヤ教のキッズも多いのだとか。
ユダヤ教では、クリスマスのように1日にドサっといくつものプレゼントを贈るのではなく、ハヌカの8日間少しずつ家族からプレゼントを贈るそうです。
プレゼントとして選ばれるものは、伝統的な物を挙げると、お金やコインの形をしたチョコレートだそうです。
現在では、キッズたちの好きなものを贈るのが一般的になっています。
また、クリスマスには赤や緑のテーマカラーがありますが、ハヌカのカラーは青と白。
この時期になると素敵なラッピング用品もたくさん出回ります。
それから、あらゆるお店でさまざまなハヌカ向けのグリーティングカードを見つけました。
とても可愛いものが多かったので、また後日まとめて更新したいと思います!
ということで、今日は私が人生で初めて迎えるハヌカについてまとめました。
みなさんがお住まいの地域では、ホリデーシーズンに何か特別なことをされますか?
ぜひ、コメントやDMで教えてくださいね!
◆今日のひとこと
ブーツが欲しいのに、ことごとく35のサイズが無い。
ZARA kidsで1足だけあったけど、、、