NY女子のギフト調査室♡

okayu's gift research room♡

世界のギフト文化についてNYで学び、東京のギフトショップでバイヤーや制作を経験し、現在はロンドンのギフトショップで働くアラサー女子が≪各国の贈り物事情やラッピング情報≫を紹介します。|world's GIFT culture from London

#283 イギリス特有のギフト文化「ハンパー」って?

どーも、オカユです!

 

ロンドンに来てから3カ月が経ちました。

すこーーーーしずつ慣れてきています。

 

そんな私の主な休日の過ごし方は、ヨガとウィンドーショッピングとお茶。

こちらのブログでもちょこちょこご紹介しているように、ロンドンでもギフトにまつわるお店を回ることが毎週末の楽しみです。

 

いろんなお店を巡っていて気づいたのは、「ハンパー」というギフト文化がイギリスにあること!

 

今日はそのハンパーについて、まとめて見たいと思います。

 

「ハンパー」とは?

正式にはハンパーバスケットと呼ばれ、もともとはフランス語の『hanapier(ハナパピア)』を語源として、バスケットのことを言いました。

次第に、「食料品や食器などを詰めてピクニックに行く際のバスケット」という意味を持つようになります。それが派生して、クリスマスなどにギフトとしても選ばれるようになったのです。

 

主には、ジャムやフルーツケーキ、チョコレート、チーズ、スコーンなどの食べ物と、お皿やカップなどの食器類で構成されていることが多いようです。しかし、最近のカジュアルなハンパーではこれに限らず、ありとあらゆるものが入っていることもあるようです。

 

「ハンパー」はどこで買える?

イギリスでギフトの定番とされているハンパーは、街の至る所で手に入れることができます。

中でも、ハロッズやフォートナム&メイソンなどの有名デパートでは、特に力を入れたハンパーがたくさん販売されています。

 

お店によって、セレクトされた商品が入っているハンパーもあれば、自分で好きなものを選んでカスタマイズ出来るものがあったりと、一言にハンパーと言っても幅広いのが特徴です。

 

一年中見かけるハンパーですが、特に11月頃〜12月のクリスマスシーズンになると、その種類は一層増えて見るのも買うのももらうのも楽しくなるそうです!

 

近年の「ハンパー」

最近ではバスケットに入れるだけでなく、カジュアルなボックスに商品を詰めたり、ワインとチーズが入った大人なものがあったり、ハンパーも多様になってきています。もはやギフトボックスというような感じです。

また、ワンちゃんやネコちゃんなどペットのためのハンパーなどもあるのだとか!

 

他の国にも少しずつ広もっているようですが、イギリス特有のハンパーはイギリス旅行の際には必見ですよ!

 

◆今日のひとこと

ヨーロッパ人の薄着っぷりにはついていけません(笑)