NY女子のギフト調査室♡

okayu's gift research room♡

世界のギフト文化についてNYで学び、東京のギフトショップでバイヤーや制作を経験し、現在はロンドンのギフトショップで働くアラサー女子が≪各国の贈り物事情やラッピング情報≫を紹介します。|world's GIFT culture from London

#308 ロンドンで郷土愛をくすぐられる出会いがあった話

どーも、オカユです。

 

今日は数時間前に経験した、できたてホヤホヤの話をしたいと思います。

 

はじめに、知っても得しないわたしにまつわる豆知識シリーズをひとつ。わたしは魅力度ランキング万年下位の茨城県出身です。

 

もちろん地元は大好きですが、普段の生活で郷土愛を強く感じる場面はそう多くはありません(馬鹿正直すぎて土下座)

 

そんなわたしと故郷茨城の距離感を格段に縮める出会いが本日ありましたので、ご紹介したいと思います。

(予告!長くなります)

 

ことの発端は一週間前のこと。

職場のボスの誕生日が間近なので、同僚たちとささやかなサプライズプレゼントを贈ろうと計画していました。

(渡すのはこれからなので小声で失礼します)

 

日本のお香を贈りたいということになり、ロンドンでそれらを扱っているお店というとかなり選択肢が限られます。

 

贈り物となるとエンジンが掛かってしまうわたしは自ら調達担当を買って出て、テムズのリバーサイドというステキな立地にある『和組wagumi』さんという日本の雑貨を扱われているお店を思い出し、足を運ぶことに。

 

そこで綺麗な店員さんとお話ししながら、無事にプレゼントを入手することができた訳なのですが、わたしにとってとても大きな情報も入手することになりました。

 

それが「今月いっぱい、ロンドンで笠間焼のPOP-UP SHOPを開催中」というもの。

笠間焼といえば、数少ない茨城の誇りではないですか!

久々に茨城について懐かしくなったわたしは、その次の週末である今日、ついにそのお店を訪れることに。

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(もっとちゃんと撮ればよかった)

 

 
 
 
 
 
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もう「行ってよかったから、あなたも行ってみてほしい」と知らない人に声をかけたくなるほどの素敵なお店でした!

 

じつは、両親が陶器の超超超超地味〜なコレクターという影響で、地元茨城県の笠間焼は小さい頃から身近な存在。

ここ最近、焼き物の楽しみ方がほんの少しずつ分かりはじめた私は、ロンドンにいながらも日本、さらには笠間焼について興味津々な日々を過ごしていました。

 

そんな境遇だったというフィルターを外してみても、何人もの作家の方の陶器は素晴らしかったです!

 

そしてそこに添えられている彼らのプロフィールを読むと、より一層ひとつひとつが愛らしく感じられました。

 

また、店員さん方のパッションを前にして、

・来年日本に帰れば、たぶんもっとお手頃に買える

・日本に持ち帰る時に破損するかも

・来月は2回海外旅行があるので倹約必至

という条件にありながらも、一点のキャンドルホルダーとともに家に帰ることに!

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由良りえこさんという作家の方の珊瑚礁からインスパイアされた、とっても繊細な作品です。

yurarico.theshop.jp

細かなデザインは、この完成形に至るまで何度も何度も繰り返して作られたのが想像できます。

 

ロンドンに来て以来、寝る前に1日一個のティーキャンドルを灯して、小さな炎のゆらゆらに包まれながら読書をするのが日課になっているので、さらにその環境がアップグレードされそうです!

 

あと数日でPOP-UPはおしまいのようですが、ステキな出会いを提供してくださった和組さんにはぜひともまた伺いたいと思います!

 

ちなみに、るんるんで帰宅したわたしは、偶然フラットに来ていたイギリス人大家さんにキャンドルホルダーを自慢して、お褒めの言葉をいただき、さらにウキウキになりましたとさ。

 

そろそろ両親が茨城で目を覚ます時間なので、2人にもLINEで見せびらかす予定です!

 

◆今日のひとこと

久しぶりに卓球したい。