どーも、オカユです。
更新がすっかり遅くなってしまったのですが、皆さんもご存知の通り、イギリスでは5月の上旬にチャールズ国王の戴冠式が行われました。
前任のエリザベス女王の人気が驚異的だったということもあり、2022年の6月に行われた女王戴冠70周年をお祝いするプラチナジュビリーに比べてしまうと、盛り上がりに欠けるのかなぁ、、、なんて思ってしまったりもしましたが、それでも戴冠式の直前になるとロンドンの街はお祭りムードに包まれていました。
↓プラチナジュビリーの際の記事はこちら
ということで、今日はロンドンのあちらこちらで見かけた戴冠式記念グッズをサクッとご紹介していきます。
Harrods
王室御用達のデパートには、もちろん記念グッズがたっぷりとそろっていました。
英国カラーで彩られた特別版トートバッグ
環境問題や自然保護の活動を積極的に行うチャールズ国王ならではの色合いのトートバッグ
子どもたちにもわかりやすく仕組みを説明できる戴冠式についての絵本
この他にも、スカーフやチャールズ国王の顔をプリントしたショートブレッドの缶、テディベアなど、毎回のことながらイベント事を迎える際のHarrodsの本気度は目を見張るものがありますね!
イギリス人だけでなく、海外からのたくさんの観光客の方々もレジに並んでいて、店内は大盛り上がりのようでした!
Fortnum & Mason
お次は、日本でもファンの多い英国を代表する紅茶ブランドの旗艦店へ!
ロイヤルファミリーの大型イベントの際には定番となりつつある、オルゴール付きのショートブレッド缶はもちろん店内のいたるところに陳列されています。
今回はメリーゴーラウンドの柄で可愛らしいです。
そして、紅茶とクッキーで戴冠式をお祝いするパーティーを提案するようなセクションもありました。
数多くある茶葉の中からなぜ今回はダージリンティーなのでしょうか?国王の推しティーなのでしょうかね。
パーティーといえばやっぱりお酒!ということで、戴冠式仕様のシャンパンとトリュフチョコレートという、なんとも大人なお祝いの仕方を提案するセクションも見つけました。
それからもう一つ、パイナップルとココナッツのフレーバーティーも発見!
なんともトロピカルで、お祭りっぽい雰囲気の漂う紅茶ですね。
いつものFortnum & Mason定番カラーと、特別仕様のデザインを掛け合わせたパッケージがとっても華やかで素敵です。
お店の外にあるショーウィンドウにも力を入れていることでも有名なFortnum & Masonですが、今回はモダンな飾り付けが施されてあり、道行く人々が足を止めて写真撮影をしていました。
MARKS & SPENCER
そして最後は、イギリスの上流階級系スーパーマーケットに並んでいたグッズです。
戴冠式は英語でcoronation(コロネーション)と言いますが、英国アフタヌーンティーの定番メニューの一つとなっているのが「コロネーションチキン・サンドウィッチ」です。
コロネーションチキンは、1953年のエリザベス女王の戴冠式の際に考案されたメニューなのだとか。
そのコロネーションチキン味のポテトチップスが発売されていました。(イギリス英語でポテチは「クリスプ」と言います)
(カレー風味のポテチで美味でした!)
M&S名物でイギリス土産の定番にもなっているクッキー缶は、チャールズ国王のイメージカラー(?)であるシックな色合いになって登場していました。
スーパーのお菓子まで戴冠式仕様だと、やはりロイヤルファミリ―が一般庶民とうまく共存しているという、イギリスならではの文化なのだなぁと、改めて気づかされました。
番外編
ここからはグッズ紹介からは離れますが、街の様子を少しだけご紹介!
ロンドン屈指のお買い物ストリートは、ユニオンジャックが満載です。
職場の近くのバーの窓には、手書きの国王が乾杯していました。
人通りの多い広場には大きな王冠のモニュメントが期間限定で登場。
人気観光スポット「ビッグベン」(いまはエリザベスタワーというのが正式名称だって知ってました?)も、戴冠式の行われた週末の夜だけプロジェクションマッピングされて特別な輝きを放っていました。
ということで、一か月遅れの戴冠式レポートをロンドンからお送りしました。
記念グッズをまだ班愛し続けている店もあり、この春&夏にイギリスに来る予定のある方は滑り込みで購入できるかもしれませんので要チェックです!
◆今日のひとこと
ちなみに私の職場のお店は、衛兵さんたちをあちこちにたくさんデコレーションして雰囲気を作りました。