NY女子のギフト調査室♡

okayu's gift research room♡

世界のギフト文化についてNYで学び、東京のギフトショップでバイヤーや制作を経験し、現在はロンドンのギフトショップで働くアラサー女子が≪各国の贈り物事情やラッピング情報≫を紹介します。|world's GIFT culture from London

#14 中国の旧正月で贈られるギフトとは?

どうもです!


ここ最近、新型肺炎がニュースになっている中国ですが、

2020年1月25日は、中国の今年の旧正月春節にあたる日でした。

(英語では「Lunar new year」と言うそうです)

ニューヨークでも、「Happy Lunar New Year!」というメッセージをしばしば見かけます。


昨日、マンハッタンにあるチャイナタウンに行ってきたので、そのレポートです。


あいにく、ここ最近まれにみる悪天候でしたが、暴風雨に負けずにドラゴンたちが舞い踊っていました!

f:id:okayu925:20200127081048j:image


また、中国本土では新年に爆竹を鳴らすのが伝統のようですが、ニューヨークでは爆竹は禁止されているため、代わりに大きなクラッカーを鳴らします。


5ドルほどでおめでたい雰囲気が味わえるとあって、観光客もみんな鳴らして大盛り上がり!


その結果、辺り一面はこんな具合でした(笑)

f:id:okayu925:20200127060324j:image


また、日本で言うお正月飾りのお店もとても賑わっています!


特に、中国では新年に「紅包(ホンパオ)」と呼ばれる赤い封筒にお金を入れて身の回りの人に贈る(配る?)のが伝統的です。

日本のお年玉に似た文化ですが、大人から子どもへ贈るだけでなく、大人同士でも贈り合うそうです。


中国のおめでたいカラーである赤と金の派手派手な紅包が、様々なデザインで置いてありました!

f:id:okayu925:20200127060254j:image


また、日本でもよく街の中華料理店で「福」が上下逆さまになった装飾を見ることがあると思います。

f:id:okayu925:20200127060247j:image

これは、間違えて飾っているわけでも、ズレてしまっているわけでもありません!

これは、「福到来」と「福倒来」をかけて、福の文字を倒しているそうです!

 

中国は多民族国家ですが、今回はその多くを占める漢民族旧正月についてをまとめました。

 

 

◆今日のひとこと

アジア系の方以外には日本人も中国人も見分けがつかないようで、帰りの電車で目があった方には何人にも「Happy new year!」と叫ばれました(笑)

 

新型肺炎で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

治療に当たられている方々も無事でありますように。