NY女子のギフト調査室♡

okayu's gift research room♡

世界のギフト文化についてNYで学び、東京のギフトショップでバイヤーや制作を経験し、現在はロンドンのギフトショップで働くアラサー女子が≪各国の贈り物事情やラッピング情報≫を紹介します。|world's GIFT culture from London

#220 ホリデーシーズンの締めくくりは『クワンザ』ですよ!

どーも、オカユです!

昨日、クリスマスが終わりましたが、実はアメリカのホリデーシーズンはまだ終わりではありません。

アフリカン系アメリカ人の方々の「クワンザ」というホリデーが12月26日から1月1日まで控えているのです!

今日は、日本にいるとあまり馴染みのないクワンザについてご紹介します。

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「クワンザ」とは?

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多くのアフリカ系アメリカ人の方々はクリスマスをお祝いしますが、それとは別に、ルーツを持つアフリカの伝統と文化を想って12月26日から1月1日の間にお祝いをするそうです。

1966年ごろから始まった比較的新しいホリデーです。

 

 赤、緑、黒のテーマカラーで飾り付けられたテーブルで食事をしたり、麦を編んで作られたマット「Mkeka(スワヒリ語)」に7本のキャンドル「Mishumaa saba」を灯してその周りにとうもろこしやフルーツ、プレゼントを飾ったりします。

 

NYのクワンザは?

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もちろん場所を問わずにアフリカ系アメリカ人の方はお住まいですが、マンハッタンの北部ハーレムと呼ばれるエリアは、特にアフリカ系アメリカ人の多いエリアです。

そのため、例年この時期になるとホールなどでパーティーが開かれることもあるのだそうです。

もちろん、今年はコロナの影響で開催されないと思いますので、どのような過ごし方をされているのでしょうか。

 

ちなみに、アフリカ系アメリカ人の友人の一人に、クワンザの期間には何かするの?と聞いたところ、「いつもなら、セール中のお店に買い物に行くのが恒例だけど、今年はstay homeでオンラインショッピングかな〜」と言っていました。

 

クリスマスが終わって一気に始まるこのセールシーズンは、実はクワンザとも無関係ではないようです。

かつて貧しい方の多かったアフリカ系アメリカ人の方々がプレゼントを用意しやすいようにと、この期間に定められているという説もあるそうです。

 

2020年はBLM運動が盛んになった年でもあり、私も夏にデモに参加してアフリカ系アメリカ人の方々のパワーや団結力のようなものを目の当たりにしました。

一人でも多くの方にその現状を知ってもらい、行動に移してもらいたいなと思います。

 

◆今日のひとこと

そろそろ髪型を変えたい、、、